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積極的な不妊治療を辞めた後の心の整理。
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半年以上のご無沙汰となってしまったこのブログ。

久しぶりに書いてみたいと思います。

特に何があった訳ではないですが、
不妊治療を辞めた人の話、ってあんまり聞く機会ないので、
色々思い悩んで、私のブログにたどり着いちゃう人もいるのかもなぁ、と思うと
更新が滞りぎみでも、チマチマ思うことを記しておこうと感じた次第。

まずシンプルに、「その後、どう?」ってことですが、
だいぶ、落ち着いたと思います。
さすがに辞めてから数年経って、40歳も眼前に迫って来ていて、
「リアルに、妊娠は難しい年齢だな」と実感しはじめたから、と思う。
PMS(生理前症候群)がちょっときつかったり、
婦人科系だけでなく、体のあちこちにちょいちょいおかしい所が見つかったり、
老け込んだという訳ではないが、間違いなく体が年をとっている、というのがわかる。

また、周囲の友人たちが大体出産ピーク過ぎたかも…、というのもある。

妊娠・出産報告を聞く件数が減ったので、大変心穏やかw
一番最近聞いたのは、年に1回すれ違うかどうかレベルの
中学時代の友人が、私は初めてお目にかかる3人目の子供と散歩していて、
「あ、3人目?」と聞いたら
「そう、これは3人目だけど、この前4人目産んだの」という話。
私のまったく関係のない所で、新しい命が生まれているんだなぁと
モヤモヤするというより、ビックリしたり感心したりしている。

そして、何といっても色々と自由なことである。
ライブに行ったり、観劇に行ったり、旅行に行ったり、飲みに行ったり、
夫とだったり、友人とだったり、
ここ数か月先まで、何かしら予定が入っているのが、嬉しくて楽しみ。
「負け犬の遠吠え」とか言われたら、そうなのかもしれないけど
私は「自分の子供が成長する喜び」ということは一生味わえないので
それ以外の事で、色々と喜びや楽しみを見つけようとするのは
とても自然なことではないかしら、とも思う。

あ、「負け犬」とか書いておいてアレですけど
出産して子育てしている人が勝ち、私のような人が負け、って
心底思っている訳ではないです。
言葉のあやです、言葉の。

いずれにしても、不妊治療を辞めた、妊活を辞めたからって、
自分の人生がそこで終わる訳ではないですし、
少しずつでもいいから、
子供のいない人生の送り方を前向きに検討したほうがいい、と思います。

でも、本当に「少しずつ」でいいと思うのです。
急に方向転換しようとしても、うまくいかないこともあるでしょうし…、
落ち込んでいる自分を、自分自身で追い詰めることもないでしょうし…。

何だか、よくわからない、まとまりの変な文章になってしまったので、
今日の所は、ここで終わります。

また、いつか。

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もう拝見してくださるかわからないけど…(間が空きすぎて…)
拍手コメントへ返信しておきます。
☆17年6月にコメントくださったねこじゃらし様☆
「辞めたら自然に…」という言葉、私も何度も聞きました。
それを口にする相手も、別に悪気なく、むしろ善意(?)で
励まそうとしてくれていたりするんですよね…。
少し時間も経ちましたが、その後のねこじゃらし様が
心身ともに健康な毎日を送られていることをお祈りしております。

☆17年12月にコメントくださったyms様☆
楽しみながら過ごしていらっしゃるというお声、素敵ですね!
子供のいる人生も、いない人生も、どちらも1回きりですし、
「そういう人生だったのだ」と割り切って、楽しんでいます♪
お互い、元気に楽しい毎日を過ごしましょう!

☆17年12月にコメントくださったかえで様☆
3歩進んで2歩下がりながらも、とりあえず、1歩ずつ、
ゆっくり、大切に自分の心と向き合えたらいいなぁ、と思います。
「そんなこともあったなぁ!」と笑いながら話せるようになったら
本当の本当に、「卒業!」って感じですねw

☆18年2月にコメントくださったまる様☆
妊活お疲れ様でした。
まだまだ色々と整理のつかない時期かと思いますが、
コメントくださってありがとうございます。
「あの時はああ思った」「この時はこう感じた」と
心は移ろうものだと思いますので、
ご自身の選択に、ご自分自身で責めたり嘆いたりなさらないよう、
心穏やかにすごせますよう、お祈りいたしております。

拍手[6回]

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こんばんは。
もう何ヵ月ぶりだ?という更新です。
お目に留まることがあれば、幸いです。

近況は、特に大きな変化もなく楽しい毎日を過ごしております。

子供がいないからこその自由を謳歌している、と言っても過言ではない。
やはり、何かと誘われることがあったとして、何の制約もなく…いや、夫の制約はあるかも…
でも、そこそこ制約もなく自由に行動できるのは
やはり子供がいないからだろうなぁと思う。

それは凄く楽しいし、ありがたい。

しかしながら、友人達の妊娠出産報告を聞いたり見たりしていると
ほんのすこし心のとげとげを感じることがある。
そんな時は

「やっぱり私はいまだに子供がほしいんだなぁ」

としみじみ。
この気持ちがきれいさっぱりなくなることはないだろうが、
「そんな時期もあったねぇ」
とニコニコできるように年を重ねていきたいもんです。

拍手[9回]

また、更新間隔が空いてしまいました。
お目に留まりましたらお付き合いください。

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先日、友人と友人の赤ちゃんに会いに行ってきた。
小さく生まれて心配された赤ちゃんだったが、だいぶ順調に大きくなっているようで
すっかり母の顔となった友人が神々しく見えた。

もう1人別の友人と2人で訪問したので、赤ちゃんが寝ている間に3人で色々話した。

2人は私が不妊治療をしていたことは知っている。
ちなみに、出産した友人も治療はしていた(どこまでやったかは聞いていないが…)
彼女が私に
「立ち入ったことを聞いてごめんね、あなたは今(治療とか)どうしてるの?」
と尋ねてきた。私は笑って
「何にもしてない」
と言ったが、別の友人(2人の子持ち)と揃えて
「じゃあ自然にって感じなんだね」
と言われたが、私は改めて
「本当に、もう、何にもしてないの」と言った。

今思うと、ちょっとムキになってしまった感じもあるかもしれない。
顔は笑顔で、明るい口調で話していた(つもり)だが、
もしかしたら目は笑っていなかったかもしれない…。
お恥ずかしいお話である…^_^;

自分のことを聞かれたい気持ち、つまり、妊娠を諦めた、
つらい不妊治療を終わらせた自分の悲しい気持ちを聞いてもらいたい気持ちというのは
まったくない、と言えば嘘になる。
その反面、「出産祝いで訪ねてきたのに、あまり重いものを吐露するのも、
相手に気を遣わせてしまうだろうし、なおかつ、心の底から理解してもらうというのは
妊娠出産をしたことのある友人には絶対理解できないだろう、と思うし
余計に孤独感を募らせるだけかもしれない…」と感じてしまい
結果として、わざと平気なふりをして必要以上のことを言うのをやめる。

自分でも「わざと平気なふり」と書いていることで明白ではあるが、
やっぱりまだ子供がほしい、妊娠を心からまったく諦めきれていない、
というのが自分の心の奥底にある訳だ。
そして、これまでのブログでも繰り返し書いているように
「心の底から理解してもらうことはできない」というのは
自分の気持ちの裏返しで、「でも、本当は理解してもらいたい」と言うことなのだろう。

私の気持ちを理解してもらいたいっていうことは、単なるわがままというか、
あんまり意味はない(ただ、私が満足するだけだし)かもしれないが、
「不妊治療をしている(していた)人の気持ち」を理解してもらうことは
今後不妊治療をしている人に役立つのかもしれないな、なんてことも思う。
職場で治療をしている人がいたら、仕事を配慮してあげよう、とか?
ちょっとナイーブになっている時にはそっと見守ろう、とか?
結果として、ストレスが減って妊娠しやすい体になるといいな、とか?

そんな風に思うと、ちょっとは自分の気持ちを話してみてもいいかもしれない。
もちろん、黒い気持ちは吐きださないように、マイルドに、オブラートに包んで。
誰彼構わずというのにはちょっと勇気がいるし、傷つくこともありそう。

まずは、身近な大切な友人に、機会があれば、ちょっとだけ。
せっかく聞いてくれたのに、あの時は話せなくてごめんね、とも。

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☆拍手コメントお礼☆
5月8日にコメントくださったかえで様。
こちらこそ、いつもいつもコメントありがとうございます。
気持ちに寄り添っていただいているようで、大変うれしいです。
そして、毎度毎度、亀の歩みの更新にお付き合いくださり重ねてお礼申し上げます。
ネガティブなことでも楽しいことでも、お気軽にコメントください。
お互い、旦那さんを愛情まみれ(笑)にしてきましょう。

拍手[11回]

気になった記事。

<メルカリ>「妊娠菌」米を削除 医薬品法に抵触の恐れ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170502-00000126-mai-soci

うーむ…。

最初、こういう出品がある、とニュースで知った時、
「効果や真偽のほどはどうあれ、本人たちが納得してやり取りしてるんだったら
それはもう仕方ないんじゃないか?」なんて思ったりした。
霊的な力を持つ変な壺とか、お金がたまる金色の財布とか、
そういうものと同じだと感じたのだが、やはり口に入るものだし、
医薬品法という法律が関わってくるなら、そりゃ削除されるよね、と納得。

別の記事では「妊娠菌の医学的根拠はない」というのもあったが、
それはわかってるって、と言う人が大半だと思う。
神頼みとか、ジンクスを信じるみたいなもので、
こうのとりキティのくちばしが取れると妊娠するとか、
鼻の中に出来物ができると身近な人が妊娠するとか、
そんなものと同じようなものなのだろう。
実際、妊活中の人たちは検索魔になるので、
こういう類の話は山ほど見てきていると思う、自分も含め…。
友人に妊婦さんがいて、大きなおなかの時に会うことができ、
更にはそのおなかをさすらせてもらったりすると
「妊娠菌もらえるといいなぁ」とか思ったりしたものだった。

実際に出品した人が、本当に妊婦さんで
「私の妊娠菌、届け!」とかまじで思ってたんだとしたら、
それは何だかお目出度すぎるような気もしてすばらしい行為だとは思えないし、
妊婦さんでもなんでもなくて、単なる金儲けだとしたら
それはそれでもっと悪質であるし、非難されてしかるべしである。

しかし。

買う人の気持ちは、ちょっぴりわかるような気もする。
いや、実際、私はさすがにこれは買うことはなかっただろうけど、
「すがれるものにはすがりたい!」という思いつめる感じが理解できる、ということだ。
妊活・不妊治療はデリケートな話題でもあるし、誰にも言えずに悩んでいる人は
ネットで(こっそり)買えるもので妊娠できるのなら…とクリックしてしまうのだろうなぁ…。

ここまで書いてふと思ったが
私は別にジンクスとかおまじないとか神頼みとかを全否定している訳ではない。
信じる者は救われる…ということが全くないとは思わないのだ。
私は信じ切ることも、がんばり続けることもできなかったけど、
信じてがんばり続けている人たちの努力が報われることを願ってやまない。

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◆拍手コメントお礼
 3/19にコメントくださったかえで様
記事の投稿間隔があいてしまい、お返事が大変遅くなり申し訳ありません。
ご覧になっていたらいいのですが…。
子供を産めなかったことは、自分の傷だけでなく、
夫、その両親、自分の両親に申し訳ない気持ちになるのは私も同じです。
その申し訳なさが消えることは、しばらくはないのかもしれないですが、
子供に愛情を注げない分、家族を大切に過ごしていけるといいですよね。

拍手[4回]

先日は連続して投稿しておきながら、ネガティブな思考を垂れ流し、お目汚し大変失礼いたしました。
黒い気持ちが漏れでてしまい、すみません。
心の汚水の水漏れ注意…。

そのひどい時からは一先ず脱した(と思う)ので、自分でもホッとしている。

さて、友人が出産した。

予定日は4月だと聞いていたので、
「産休入ったんだっけ?家の近くまで行くし、ランチでもどう」的なLINEをしたところ、
先週緊急入院して、昨日生まれた、との報告が!

早い!!!

つまり早産。
小さな、でもお目目のぱっちりした女の子の写真も送ってくれた。
生まれてすぐ赤ちゃんの体重が落ちてしまって処置が必要だったりもしたらしく、バタバタしているようだ。
ひとまず安定したようなので「明日連絡しようと思ってた」とのことで、職場の人にもまだ伝えてないらしい。
大変なときにすまんと詫びつつも、我ながらすごいタイミングでLINEをしたもんだと驚く。
少し前から彼女に連絡しようと思ってはいたけれど自分の精神面がイマイチ不安定だったのもあり、
なんとなーく連絡を先延ばしにしていたのだが、ジャストなタイミングであった。

それにしても、何より無事に生まれてよかったなぁ…。
もちろん、まだまだ小さい赤ちゃんだから安心はできないのだろうけど、
知り合いの奥様の悲しい出産の話なども聞いたことがあるので、「やはり出産は母子共々命懸け…」と改めて実感させられる。

自分が妊娠できなくて、友人知人の妊娠出産報告に心がざわめいたとしても、
だからと言って悲しいニュースは聞きたくないし、やはり嬉しい報告を聞きたいものだ。
一喜一憂したって、最終的には一緒に喜びたい。

新しい命に祝福を。

拍手[7回]

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photo by 七ツ森  /  material by 素材のかけら
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生年:1979年(昭和54年)
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